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GPRSとは
GPRS、すなわち汎用パケット無線システム(General Packet Radio Service)は、2.5Gとも呼ばれるセルラーネットワークテクノロジです。これはパケット交換、すなわち旧世代の専用回線と比較してより小さなパケットでのデータ伝送を意味します。これにより、デバイスの「常時オン」接続、および貴重なデータの送信・取得が可能です。
GPRSの主な構成要素
GPRSの主な構成要素は次の2つです。
移動体通信事業者(MNO)インフラ:携帯電話基地局やサービスプロバイダーのネットワーク機器も含みます。GPRSデバイスとインターネット間のシームレスな通信を実現します。
GPRSモジュール:IoTデバイス内のコンパクトなハードウェアアイテムです。セルラーネットワークと接続し、データとパケット間の変換を実現します。
GPRS Standardとは
GPRS Standardとは、次のようなグローバル組織が設定した技術仕様を意味します。
ITU(国際電気通信連合):IMT-2000規格におけるGPRSの一般的なフレームワークを策定します。
3GPP(3rd Generation Partnership Project – 第三世代携帯電話パートナーシッププロジェクト):GPRSエアインターフェイスプロトコルおよびネットワーク運用の技術的詳細を策定します
GPRSの仕組み
GPRSのワークフロー
ステージ1 データ伝送: GPRSモジュールを搭載したIoTデバイスが送信用のデータを収集します。GPRSモジュールは、デバイスに挿入されたGPRS SIMカードに依存します。
ステージ2 パケット作成: GPRSモジュールがデータをより小さなパケットに分割します。各パケットにはアドレス情報と実際のデータペイロードが含まれます。
ステージ3 ネットワーク接続: セルラーネットワークとモジュール間の接続の設定と運用は、MNOが行います。
ステージ4 パケット配信: 無線周波数を介してセルラーネットワークでパケットを送信します。
ステージ5 ネットワークルーティング: MNOインフラが、宛先アドレスに基づき、ネットワークを介してデータパケットをルーティングします。
ステージ6 データ受信: 受信側デバイスがパケットを受信し、元のデータに再構成します。

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