GLA-intec

ドイツのブレーメンにあるGLA-intecは、モノのインターネット用のハードウェアとソフトウェアを開発しています。同社は各種のスマートシティソリューション、特に廃棄物管理の分野を専門に扱っています。その最新製品の1つがIceBox Sensorです。

これは、古着や電子廃棄物などの廃棄コンテナを確実かつ正確に測定する、独立した小型デバイスです。

NB-IoTを介して通信するために、GLA-intecは1NCEのモバイルIoTコネクティビティに信頼を寄せています。

Background

IceBox Fill Level Sensorは、光学センサーを介して廃棄コンテナの正確な測定を提供します。センサーをコンテナの上部に取り付けることで、コンテナ内をスキャンし、現在の充填レベルの情報をクラウドに送信して、さらに処理できるようにします。センサー自体は簡単に設置でき、わずか数分ですぐに使えるように設計されています。

Challenge

IceBox Fill Level Sensorは、コンテナ内で独立して動作する必要があるため、完全にバッテリー電源に依存しています。したがって、低電力の広域ネットワークが、コネクティビティの面で理想的な選択肢となります。センサーはGSMおよびLoRaWAN接続で利用できるようになっていますが、NB-IoTもサポートしているため、信頼性が高く安全かつ持続的な通信を実現しています。コンテナは、特に洗浄中に強い振動にさらされることが多いため、センサーの耐衝撃性を高めるようなソリューションを見つける必要がありました。

1NCE Solution

2G、3G、4G、NB-IoTなどの一般的な携帯電話通信規格を1枚のSIMカードでサポートし、かつ安価な1NCE IoTフラットレートにより、GLA-intecは、自社のニーズにぴったりのIoTコネクティビティを利用できるようになりました。また、従来の1NCE IoT SIMカードを選ぶ代わりに、1NCE eSIMを採用することで、製品の信頼性をさらに向上させました。このeSIMは追加料金が必要ですが、デバイスのプリント基板上に直接はんだ付けされるため、デバイスの全寿命にわたってセキュリティを強化できます。その結果として、本センサーの通信機能は、衝撃や振動に対してさらに高い耐性を備えています。